ジェノヴァのパンドルチェ
c0085273_22581544.jpg

ジェノヴァのパンドルチェです。
長い醗酵を経て作られる クリスマス(すっかり時期はずれ)の
お菓子で、 中には砂糖漬けのオレンジピール、松の実、
干しぶどう、木の実などなどが 入ります。
作るのが大変なので いくつも同時に作っては
贈る、という習慣もあったようです。
イタリアの伝統モノの例にもれず、
カトリックの教えなくては誕生しなかった食べ物のようです。
てっぺんに十字の切れ込みを入れる、に始まって
食べる時のしきたりもあるのです。
c0085273_23039100.jpg

先ず真ん中に月桂樹の小枝を挿します。
テーブルに同席する中で 一番小さな子供が
一番のお年寄りに尊敬の印、伝統の手渡し、という意味で
その小枝を渡さなければなりません。
それから 全員が一人ずつパンドルチェにキスをしては
テーブルの真ん中に戻す儀式があり、
やっと パンドルチェを切ることになります。勿論家長が
ナイフで切っていくのですが 3角に切っていく最初の1片は
遅れてやってくる人のために残し、
次の2片目は 冬の風邪薬として残し、
3片目から 一番のお年寄りから順番に若い者へと
配られます。  切り始めの時に歌う特別の歌まであって
なかなか大変。 
最近は通年大きなパン屋で売っています。
名前の通りちょっと甘くて美味しいものです。

人気blogランキングへクリックしてね !


  
by befana | 2007-07-14 23:11 | イタリア家庭料理
<< 歯が抜けたら ブロッコリーでパスタ >>