<   2006年 12月 ( 24 )   > この月の画像一覧
イタリアのお正月料理
イタリアでは1月1日は祝日とはいえ
ごく普通の特に何もしない一日ですが
31日の夜新年のお祝いとして
友達と一緒に夕食会を開きます。
その時欠かせないのが ザンポーネと
レンティッキエ。
豚の足に詰め物をしたソーセージと
レンズマメを煮たものを食べるわけです。
このレンズ豆。 
c0085273_1073229.jpg

人間が始めて耕して育てた穀物と言われていて、
紀元前5500年に遡るトルコの遺跡からも
発掘されています。栄養価が高いのと
消化がいいのとでギリシャやローマ時代にも
愛好されたようです。

種類も色々あるようで
写真のような緑色のものは アルタムーラ、
一番質の良いのはウンブリア州のカステルッチョの
もので これは粒が小さく煮ているうちに薄皮が
剥けてしまうので味が染み込みやすいです。
色もいろいろあるようですが
最近イタリアでの流行りはオレンジ色ですって。

初めトスカーナ、ウンブリア、エミリア州だけで
食べられていたこの料理が全国に広まったのは
これを31日の晩、乾杯の前に一匙、それから
24時の鐘の最後の一突きと同時に一匙食べると
翌年成功とお金を招く、という日本のお節料理に
通じるいわれがあるから。

一方ザンポーネは本当に豚の足がドン!と
出てくるので日本人は一瞬ギョッとしますが
コテキーノだったら大丈夫でしょう。
こちらも豚の皮に豚の脂と肉の詰め物が
入った巨大ソーセージで輪切りにして食べます。
c0085273_10155956.jpg

かなり脂が強くてネトネトします。
最近ではお湯に入れて温めれば食べられる
こんな真空パックになっているものを
買ってこられるようになりました。
c0085273_10172644.jpg

一遍食べてみる?
人気blogランキングへクリックしてね !
にほんブログ村 料理ブログへ

にほんブログ村 料理ブログ 料理教室へ ← ブログ村もよろしくね。

 
by befana | 2006-12-31 10:22 | イタリア家庭料理
カッスーラ
ロンバルディア州のカッスーラ   豚とキャベツの煮込みです。
CASSOEULA この綴りはチョットイタリア語ぽくないですよね。
ミラノ弁にはフランス語との共通な言葉がいくつもありますが
これもこの料理を煮る鍋をフランス語で呼んだものです。
書き方もCasoeula,Cassaouela,Cassuola,Cazzuola
などなど皆好きなように書いています。 
さて カッスーラは秋に肥らせた豚で生ハムや
ソーセージなんかを作った後 
残った部位で上手に煮込んで作る 
11月末から12月掛けての
ロンバルディアの典型的料理です。

だから材料は一般家庭ではチョット揃えにくいものもあります。
豚の皮、豚の足、豚の耳、豚の頭、
豚のスペアーリブ、豚の生ソーセージ。
ねえ、ちょっと揃えにくいでしょう・・・
それもコモ周辺では足は入れないけど頭を入れる、
ミラノ南では足もいれる、西の方では鴨肉も入れる、
というように街が変わるとカッスーラも変わります。

後は ニンジン、セロリ、タマネギ、
ちじみキャベツを沢山。 白ワインにブロード、バター、
オイル 塩、以上です。本格的に作るには 
油抜きなど 各部位によって扱いが違うのでチョット大変。
一般家庭で作るには 豚のスペアーリブを焼いた物と
(焼き油を入れると とんでもない重いものになるので注意。)
野菜を煮込み すっかり肉が柔らかくなったら 
キャベツを加えて30分。 
小ぶりのソーセージを加えて又コトコト やっと出来上がり。
ポレンタと合わせて熱いうちに テーブルへ
c0085273_0474040.jpg

一日経って味の沁み込んだ物を温めて食べるのも美味しい
冬の1品。 この時期 ミラノにお出掛けの方 是非お試しを・・・

人気blogランキングへクリックしてね !
にほんブログ村 料理ブログへ

にほんブログ村 料理ブログ 料理教室へ ← ブログ村もよろしくね。

 






      
     
by befana | 2006-12-30 00:49 | イタリア家庭料理
ホタテ貝
今日は 仙台のKさんと Fさんからホタテを頂きました。
沢山頂いたので 新鮮で 美味しいうちにと 友人達にも分け 
皆さんのお喜びの顔を 独り占め という2重のプレゼント。
Kさん、Fさん有難うございました。

さて料理ですが 新鮮な食材は 何と言っても手を加えず
そのまま戴くのが一番。 お前はそれでも料理教えているの?
と言われても これは本音の持論。
まずは お刺身と日本酒で・・・・ 美味しく戴いた上に・・・
c0085273_23522471.jpg

西洋料理 ホタテの定番は イタリアでも同じ手法
ホタテに 極細かくした パルミジャーノとパン粉、を掛け
少々の白ワイン 香りにヒトタレの醤油
(これは内緒の日本式)。
オーブンで サーッと焼いて レモン汁をほんの少々。
これもまた 美味しく頂きました。
ご馳走様でした。 幸せ~♪

人気blogランキングへクリックしてね !
にほんブログ村 料理ブログへ

にほんブログ村 料理ブログ 料理教室へ ← ブログ村もよろしくね。

 
by befana | 2006-12-29 00:09 | イタリア家庭料理
おかずの足りない時
ベファーナのご飯では 日本発信とイタリア発信で 
書いています。
何も互いに連絡をしない 私共の共同?ブログは 
時として 同じような 物を作るようです。
昨日あちらは野菜足らず。今日こちらはおかず足らず。
お互いに作ったものは 要するに青菜の炒め物。
作り方も同じ。 
茹でた菜物の水を切り バター炒めではなく
ニンニクオイル、アンチョビも入れて少々色を付け
菜物を入れて 塩加減。 胡椒はしません。
c0085273_23433969.jpg

おかずの足りない我家はプラス ジャガイモのチーズ焼き。
スイス人もよく作りますが 
北イタリアの山間も 同じようなもの。
鍋にバターを溶かし 生のジャガイモを入れ 
マーケットで仕入れたジャガイモ用の調味料をパパッパ ・・・・ 
後は蓋をして 時折バターを鍋の縁から 溶かし込むだけ。 
美味しソウに焼けたと 思ったら チーズを加えて
融けたら出来上がり。電気プレート使えば 手間要らず。  
おかずの足りない時重宝よ。
今晩はそれとスモークサーモン、レモン、タマネギ、
ケッパーの定番。

頂くメールに ベファーナは日本食 食べないのでしょ?
と言われます。 いいえ! 白いご飯に オミオツケ、お漬物。
大根の煮たもの タップリ大き目のお丼によそって  
正しく日本人だもの・・・ で 本日もご馳走様。

人気blogランキングへクリックしてね !
にほんブログ村 料理ブログへ

にほんブログ村 料理ブログ 料理教室へ ← ブログ村もよろしくね。

 
      












       
by befana | 2006-12-27 23:54 | イタリア家庭料理
キクヂシャのナポリ風
c0085273_8271955.jpg

キクヂシャのナポリ風は
ちょっと野菜が足りないな、という時に
ささっとできる簡単料理。
先ずさっと塩茹でにします。
c0085273_8283829.jpg

シャキシャキが残るくらいね。
しばらく放ったらかして水気を切ります。
c0085273_8295073.jpg

フライパンにニンニク、鷹の爪、アンチョビを入れ
ザクザクっと切ったキクヂシャも加えて
c0085273_831293.jpg

黒オリーブの種を抜いて適当に切ったものも入れて
炒めたら出来上がり。
人気blogランキングへクリックしてね !
にほんブログ村 料理ブログへ

にほんブログ村 料理ブログ 料理教室へ ← ブログ村もよろしくね。

 
      
by befana | 2006-12-27 08:32 | イタリア家庭料理
レモンパスタ
ここ数日イタリアからのクリスマスを 見て頂きました。
3,4時間 掛けてのお昼ご飯は イタリア人のあのおしゃべり
というより喧騒の中で 消化も手伝うのでしょう。
皆さんのクリスマス ディナーは 如何でしたか?
疲れた胃に レモンパスタは如何でしょう?
c0085273_1191047.jpg

写真が飛んでいてまるで白魚のようになっていますが
レモンパスタだ・・・と信じて見て。。。。。。。
材料も簡単。 好みのパスタ(余り太くない方がいいけど
写真のはリングイーネ)に オイル、ニンニク
レモン、ミント、生クリーム 塩、胡椒。
アリオ、オリィオ、ペペロンチーニを作って 火を切り 
レモン汁と刻んだ皮。庭で獲ったミントもチョチョイっと入れて 
忘れなければ程度の生クリームを加えれば 又も
ベファーナ得意の パスタ茹でたら出来上がり~!! 
おまけ。
アリオ、オリィオ、ペペロンチーニに 騙されたと思って
それに 少しの生クリームを入れてご覧なさい・・・
ナニ??と馬鹿にしないで試して・・・・美味しいものが出来るよ。

人気blogランキングへクリックしてね !
にほんブログ村 料理ブログへ

にほんブログ村 料理ブログ 料理教室へ ← ブログ村もよろしくね。

 
      
by befana | 2006-12-26 11:07 | イタリア家庭料理
クリスマス
c0085273_9654100.jpg

いよいよ今日はクリスマス。
待ちに待ったプレゼントを
開けてもいい日がやっと来ました。
遅い昼ご飯を家族と食べる人
朝のミサへ出かける人、様々ですが
日本のお正月のように世の中しーんと
しています。
今日は3時間か4時間ご馳走を食べ続けるわけですが
その締めくくりに欠かせないのが
パネットーネとパンドーロ。
c0085273_9172197.jpg

パネットーネは砂糖漬けのフルーツが入っていて
パンドーロはもう少しキメの細かい生地で
何も入っていません。 大体マスカルポーネの
クリームを添えて食べます。
勿論シャンパンと。
c0085273_9135346.jpg

10時半か12時のミサから帰ってきて
昼ごはんですから 食べ終わる頃には
日が暮れてしまいます。
c0085273_9145583.jpg

明日はサン・シルヴェストロのお祭りです。
こうしてイタリア人の胃袋は鍛えられていくわけです。

人気blogランキングへクリックしてね !
にほんブログ村 料理ブログへ

にほんブログ村 料理ブログ 料理教室へ ← ブログ村もよろしくね。

 
      
by befana | 2006-12-26 09:16 | ミラノからの番外編
ミラノ中央市場
c0085273_7563819.jpg

今日は珍しくピカピカに晴れ上がった
気持ちのいい一日でした。
車に乗って街中にある中央市場まで
クリスマス用の魚を買いに行ってきました。
c0085273_7575416.jpg

だだっぴろい駐車場から どこが入り口?
と思うような建物に向かって
人の流れに従って進んで行くと
c0085273_7585461.jpg

だだっぴろい廊下の両側に魚屋のスタンドが出ています。
すでに休暇に入ってしまっている所も多いのですが
c0085273_759448.jpg

開いてる所はこんな感じ
c0085273_80451.jpg

それこそ持ってけ、ドロボーって感じで呼び狂っています。
イタリアでは(特に南)24日の夜は魚料理、
25日の昼は肉料理で家族、親戚をもてなします。
やたらと沢山二食続けて食べるので
皆一週間も前からダイエットしてその二日間に備えます。
メニューには 大ウナギのフライ、タラなんていう
庶民的なものから ロブスターまでその家族が昔から
食べ慣れている クリスマスにはこれ!という料理が並びます。

魚市場の隣には花市場がありました。
c0085273_844426.jpg

まだやっぱり色んな花はなくて
せいぜいチューリップとバラ、あとはリースや
乾燥したものを売っていました。
春になったら楽しいでしょうね。
c0085273_855933.jpg
 

人気blogランキングへクリックしてね !
にほんブログ村 料理ブログへ

にほんブログ村 料理ブログ 料理教室へ ← ブログ村もよろしくね。

 
      
by befana | 2006-12-24 08:06 | ミラノからの番外編
ミラノの幼稚園クリスマス会
c0085273_528544.jpg

もう幼稚園も明日が最後の日で
1月8日までのクリスマス・お正月休みに入ります。
で、今日はクリスマス会でした。
子供たちがここ1ヵ月半ほど練習した歌を
5曲くらい歌う、立ち上がってお手手キラキラさせる、程度で
日本の幼稚園みたいに演技したりはしません。
せいぜい A地点からB地点まで移動する、くらいで
あとは自分の位置に座ってじっとしていればいいわけです。
でも自分たちで背景を作ったりするので
c0085273_5402966.jpg

子供たちは大喜びです。
見ている親も大興奮で 前列に座っているにもかかわらず
思わず立ち上がって後ろの顰蹙を買ったり、
"ビーーーース!!(アンコール)" と叫んで
皆を驚かせるおばあちゃんがいたり
こっち側も負けちゃあいません。 
ミラノ人はおとなしいとはいえ、
やっぱりイタリア人だったのでした。 
会が無事終わると今度は パネットーネや
パンドーロ、ポテトチップス、ポップコーンを食べる会が
始まり、賑やかにおしゃべりをして 
ブオン・ナターレ(良いクリスマスを)と言い合って別れます。
c0085273_540312.jpg


人気blogランキングへクリックしてね !
にほんブログ村 料理ブログへ

にほんブログ村 料理ブログ 料理教室へ ← ブログ村もよろしくね。

 
      
by befana | 2006-12-22 05:43 | ミラノからの番外編
ミラノのクリスマス~プレゼーペ
c0085273_8221595.jpg

イタリアにはクリスマスにキリスト誕生の時の
様子を人形で再現して家に飾るプレゼーペの習慣があります。
現代風、1800年代風、色々なスタイル、大きさがあるので
プレゼーペ博物館が在ったりするほど。
欠かせないのは 勿論 幼子キリスト、ですが
赤ん坊の人形は25日の0時に飾るわけで
12月殆どの間はベッドだけが飾られています。
他にはマリア、ジュゼッペ、三博士、天使、星、
牛、ろば、羊、アヒル など主要人物だけでなく
動物も勢ぞろいするので見ていて結構楽しいです。
ミラノでは街の守護聖人サンタンブロージョの祭りである
12月7日に クリスマス関係の飾りつけはするそうです。
(プレゼーペ、クリスマスツリー、ほか、家の中の飾りつけ)
その日にスカラ座の初日も決まっているので
7日から24日まではクリスマス一色に染まります。

人気blogランキングへクリックしてね !
にほんブログ村 料理ブログへ

にほんブログ村 料理ブログ 料理教室へ ← ブログ村もよろしくね。

 
      
by befana | 2006-12-21 08:35 | ミラノからの番外編